万座温泉を家族で楽しむ。

年配の家族との旅行をたっぷり楽しむホリデー旅行
年寄りとの旅行で気を付ける事、そしてならではのことなどこれからの旅行の提案
母の快気祝いを万座温泉で

10月下旬に、両親と私の3人で群馬県嬬恋村にある万座温泉へ旅行に行きました。母親がそれまで病気で治療していましたが、ひとまず治癒したため、快気祝いを兼ねての旅行でした。移動手段は自動車で、私が運転して行きました。周辺の観光スポットは回りましたが、病後だったため無理はせず、早い時間に宿にチェックインしてのんびりしてきました。万座温泉は草津に引けを取らない名湯。夜通し入浴可能な宿でしたので、何度も入浴して、思う存分湯治を堪能できました。

有料道路の万座ハイウェーを利用して行きました。最初に、道すがら嬬恋牧場に寄りました。愛妻の鐘の下で記念撮影。その後、万座温泉の万座しぜん情報館に。こちらは出来たばかりの施設で無料で利用できます。万座の植物や動物の情報が展示されていました。ちょっとした展望台もあり、そちらからは目の前にある万座の景勝地「空吹き」を展望できました。

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その後、万座温泉を一旦通り過ぎ、国道292号志賀草津高原ルートで横手山へ。渋峠ホテル前の駐車場に駐車して、「ぐるっと横手山渋峠」散策に出発。駐車場から無料シャトルバスが出ており、シャトルバスでスカイレーター乗り場に向かいました。スカイレーター・リフトを乗り継ぎ2307満点ビューテラスへ。富士山は見えませんでしたが、木曽山脈や北アルプスの大パノラマを眺望できました。

今回の旅行は観光よりは湯治が目的でした。宿泊した旅館は「万座ホテル聚楽」。数年前にツーリングの折に一人で宿泊した経験があり、とても良い宿だったため、以前から両親を連れて行きたいと考えていました。今回は8畳和室にベッド2台の洋間が付いている和洋室に宿泊しました。経年感は否めないものの、客室は広くて快適で、窓からは目の前に空吹きを望めました。普段見られない大自然の景観を存分に楽しめました。両親は布団から起き上がるのが大変なのでベッドのある部屋を選択しておきました。

温泉は自家源泉の乳白色の湯。湯に入ればすぐに肌がツルツルしてくる名湯です。泉質は申し分なし。こちらの宿は特に露天風呂が人気で、露天風呂からも空吹きが見えます。目の前に人工物は一切なし。屋根がない解放的な露天風呂の名湯に身を横たえ、空吹きと大自然の景観を楽しめ、とても心地が良かったです。食事はバイキング形式ですが、料理の質は高く、和洋中と多種多彩なメニューが提供されていました。群馬の銘酒と共に美味しい料理を堪能できました。

直前に台風19号が襲来し、嬬恋村も大きな被害が出ていたためキャンセルも考えましたが、万座温泉には問題なく行けるのが分かっていたため、復興支援にもなるかと考え訪問しました。嬬恋村を横切る幹線道路の144号線は水害による大崩落があり、通行止めになっていましたが、迂回路のつまごいパノラマラインで問題なく行けました。やや遠回りながら、途中には浅間山を望む展望台などもあり、返って充実した旅路を楽しめました。

今回の旅は両親も非常に喜んでくれました。それほど温泉好きな両親ではありませんが、にもかかわらず万座のお湯はとても気に入ったようでした。また、好きなものを好きなだけ食べられる食事にも満足していました。普段は二人とも食が細いですが、優しい味付けで少しずつ色々な料理を味わえて楽しかったそうです。人が作ってくれる食事は美味しいねえ、と母もいつもなら食べないようなグラタンなどまで食べていて、驚きました。

万座ホテル聚楽は「自然派バイキング」をコンセプトに掲げていることもあり、料理全般がしつこくなく、全体的にヘルシーでありながら、しゃぶしゃぶ・寿司・スイーツ等も提供されています。親孝行ができて、充実した旅行になりました。

2-10-2020 by in
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